浜松市浜北区の畑の中にポツンとある一軒家の農家レストラン「ノーティス」。
ご夫婦で経営されるこちらのレストランには、静岡県内外から最高の食材が集まります。
お魚は静岡県焼津の「サスエ前田魚店」から仕入れ、お肉は滋賀県草津の「サカエヤ」がノーティスの料理にあわせてお手当したもの。そして野菜は、オーナー自らがレストラン横の畑で育てたもの。
三方原の大地の恵みを存分に味わえる、農家レストランで食に向き合うひとときを過ごしてみては?
編集部レポート
三方原の地に惚れ込んだ野菜のエキスパートが作るフルコース
ノーティスを経営するオーナーの今津さんは、元々はシェフではなく農業家。
三方原大地に惚れ込んで、農業のためにわざわざ浜松市に移り住んだという言うのだから驚きです。
自分の作った野菜をより美味しく食べてもらうため、浜松に移り住んでから本格的に料理を学びだしたそう。野菜のプロであり、また努力の人であるからこそ、多くの人に応援され、ノーティスに一流の食材が集まってくるのだと感じました。
コースの途中、口直しに出てきたクロモジ茶は春野町でつくられたものだそう。
浜松でただ過ごしているだけでは出会えない食材に出会えるのもノーティスの魅力です。
毎朝焼津に通い、仕入れるサスエ前田魚店の鮮魚と野菜のハーモニー
ノーティスで取り扱う魚は、焼津の老舗鮮魚店「サスエ前田魚店」からの仕入れ。毎朝オーナー自ら車を走らせ、焼津に通っているそうです。
サスエ前田魚店といえば、「茶懐石 温石(焼津市)」「てんぷら成生(静岡市)」「日本料理 FUJI(静岡市)」といった静岡県下の有名店がこぞって取引をする、鮮魚のプロフェッショナル。
まさか浜松でサスエ前田魚店の魚の取り扱いを許されるシェフが存在したとは。正直驚きました。
ノーティスでは、魚介と野菜を掛け合わせた料理を提供しています。写真は春の時期の1品。鰆に舞茸のソースとブラッドオレンジ、紅芯大根、ハーブが添えられていました。柑橘の爽やかさ、紅芯大根の書簡、旬の鰆の淡白な油。こんな組み合わせ方があるんだなと、かなり印象的でした。
野菜を引き出すようお手当されたサカエヤのお肉
最後に登場するお肉料理は滋賀精肉店のサカエヤのもの。
料理する人に合わせて、1体1体手仕事で解体・熟成させた上で出荷をする、こちらは肉のプロフェッショナルです。ノーティスの魅力はやはり「野菜」ということで、野菜の味を消さずに引き出すため、熟成香はなるべく抑え、油や肉もさっぱりとさせる処理が行われているんだとか。
お肉の隣にもられた葉野菜の香りも食感も存分に楽しむことができました。
サカエヤのこだわりは、料理王国のWeb記事で紹介されたいたのでご参考までに。
メニュー
■セットメニュー
lunch 5,500円 or 8,000円(お肉料理をサカエヤさんの牛さんへ変更)
Dinner 7,150円 or 1,1000円
※別途サービス料5%
※ランチタイム・ディナータイムともにお一人様ワンドリンクのご注文必須
※2023年7月時点の情報です
基本情報
スポット名 | Notice(ノーティス) |
営業時間 | ランチ 12:00 一斉スタート ディナー 18:30 一斉スタート |
TEL | 053-545-6727 ※Web予約も可能 |
定休日 | 月・水曜日 |
住所 | 〒434-0006 静岡県浜松市浜北区四大地9-1178 |
地図 | |
公式WEB | https://notice-vegetable.storeinfo.jp/ |
公式SNS |